山陽日日新聞社ロゴ 2011年3月13日(日)
駅前周辺に5本
7年成果市と手取り合い131本
 尾道青年会議所の「桜保存基金」
尾道駅東側のしまなみさくら公園
 尾道青年会議所(手塚淳三理事長)は、「桜保
存基金」を活用して尾道市と協力し12日、尾道駅
周辺に合わせて5本のソメイヨシノを植樹した。
 桜保存基金は「市民と一緒に桜の保存活動を展
開し、地域のオリジナリティを創造する」ことな
どを目的に、2004年3月に設立。これまでに千光
寺公園に市民の手で植えて市民が管理する「マイ
桜事業」に33本、向島町にある市民センター、市
内の小中学校などに78本の合わせて111本を植
えている。
 今回はJR尾道駅東側のマンション計画跡地
「しまなみ桜公園」に3本、尾道水道沿いの港湾
緑地帯(織田画廊前)に2本植えた。
 午前10時から植樹式があり(=写真)、平谷祐宏
市長が「尾道のイメージに相応しい桜を植えて頂
くことが嬉しい。観光客にとつても尾道の玄関口
になる場所で、楽しんでもらえるよう芝生もしっ
かり管理し、親しまれる公園にしたい」とあいさ
つ。
 手塚理事長はこれまでの植樹の成果を披露し、
「桜保存基金は7年目になる。これからも引き続
いて尾道市と手を取り合いながら、桜が咲いて町
が賑やかになればと思っている」と述べた。
 続いて同青年会議所は26日、向島運動公園に
20本を植えることにしており、植樹した本数は
131本に増える。         [幾野伝]




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